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zoom RSS 視聴率 -> 吉展ちゃん事件 -> 表現の規制について

<<   作成日時 : 2005/12/23 16:02   >>

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ふと気になって、ビデオリサーチ社による視聴率を確認していたら、「全局高世帯視聴率番組50」というコーナーがあることに気づきました。

視聴率調査が開始された1962年12月3日からの関東圏の視聴率ランクです。
データをここに載っけるといろんな問題がありそうなので、見てみたい方はビデオリサーチ社のサイトから直接飛んでください。

その中で、気になったのは「吉展ちゃん事件」。かの有名な浅間山荘事件の報道よりも視聴率が高いのです。

検索してみると無限回廊というサイトの1ページが見つかりました。

1963年(昭和38年)3月31日、東京、入谷で起きた、4歳の子が誘拐されたことで幕を開けたこの事件。
その顛末はさきほどの無限回廊の「吉展ちゃん誘拐殺人事件」に書いてあるので詳しくは触れませんが、この事件は、初めて報道協定が結ばれた事件で、刑法第225条の2の身代金誘拐罪が出来るきっかけになったり、SITが出来るきっかけになったりと、いろんな教訓を与えた事件だったようです。

(話は転じますが、報道協定が出来るきっかけとなった事件は、1960年に起きた雅樹ちゃん事件だそうです。 参照:日本新聞協会の「取材と報道 WebEdition 誘拐事件の報道」)


ちなみに、wikipediaの「誘拐」の項には、
日本では吉展ちゃん誘拐殺人事件で、初めてこうした犯罪に世間の関心が惹きつけられることになった。社会的に話題になった事件で、それを下敷きに黒澤明監督が映画『天国と地獄』を製作した。

とありますが、
無限回廊には、犯人の自供に、「『天国と地獄』がきっかっけとなって、誘拐した」といった記述があり、矛盾しています。

しかし、天国と地獄が1963年3月1日に公開されたところをみると、後者が正しいのだと思います。



ところで、暴力シーンや性描写などでメディア(テレビだけでなく、小説、漫画、映画等、その他創作活動によって作り出される作品すべてにおいてです)が批判されるのはよく聞きます。青少年健全育成法なんてのは、その最たる物なのでしょうが。
しかし、この事件のように、暴力シーンとは無関係な(そして、高く評価される)作品ですら、残忍な事件のきっかけとなってしまいます。
結局、人が犯罪に走るのは、その人の性格やその時の状況に依存するわけで、
もしメディアの影響で犯罪が増えるというのなら、メディアそのものをなくす以外に方法はないんじゃないかと思うわけです。
つまり、創作活動をなくすと。
無論そんなことは無理です。
だとしたら、表現を規制することに何か意味はあるのでしょうか。


まぁ、そんなことを徒然と考えたりする休日の昼下がりでした。




↓吉展ちゃん事件を描いたノンフィクション小説だそうです。
誘拐
誘拐 (ちくま文庫)

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